デジタル大辞泉
「石膏ボード」の意味・読み・例文・類語
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せっこう‐ボード セキカウ‥【石膏ボード】
〘名〙 (
ボードはboard)
焼石膏に
木屑や
軽量骨材を混入し、両面に厚紙を張って成板したもの。天井・壁面張りなどに用いる。〔新住居入門(1963)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
石膏ボード
せっこうボード
gypsum board
焼き石膏を主原料とし,おが屑,ガラス繊維,パーライトなどを混合し,場合によっては発泡剤を加えたうえ,水で練ってペースト状にしたものを,2枚のボード用原紙 (またはシート) の間に流し込み,板状に固めたもの。 1902年アメリカで発明され,日本では 21年から生産が始った。「平ボード」として壁や天井に用いられて防火材の役割をもっているほか,「ラスボード」として穴をあけ壁の下地材料に使う。また「吸音ボード」は音響吸収性があり,内装壁用には表面に印刷かプラスチック塗装をした「化粧石膏ボード」がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
石膏ボード
焼石こうを主原料とした心材の両面をボード用原紙で被覆して板状に圧延成型したもの。防火性、遮音性、施工性などに優れ、安価であるため、壁・天井下地材などに広く使用されている。厚さ12.5mmのボードは不燃材、9.5mmのボードは準不燃材として認定されている。
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せっこうボード【石膏ボード】
2枚の厚紙の間に水で練った焼き石膏を流し込み、板状に固めた建築材料。壁・天井材として普及している。水や湿気に弱いが、価格が安く、耐火性・遮音性にすぐれる。厚さは9.5mmまたは12.5mmのものが一般的。◇「プラスターボード」ともいう。
出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報