砂の波(読み)いさごのなみ

精選版 日本国語大辞典 「砂の波」の意味・読み・例文・類語

いさご【砂】 の 波(なみ)

  1. ( 裟婆(しゃば)の省略字「沙波」の訓読み ) この世。現世
    1. [初出の実例]「からくれなゐの 海を出でて 黄なる泉に おり立ちて いさごのなみを うちそむき」(出典:宇津保物語(970‐999頃)菊の宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android