砂利食い事件(読み)じゃりくいじけん

世界大百科事典(旧版)内の砂利食い事件の言及

【東京市政疑獄】より

…東京市会議員らの汚職事件。1920年明治神宮の参宮道工事不正問題,すなわち〈砂利食い事件〉に端を発し,市全般の道路・下水工事における大小さまざまな贈収賄事件の発覚が市政疑獄の第1弾である。つづいて東京瓦斯会社のガス料金値上げをめぐり,会社側が市会の二大団体,公和会と市友会に,それぞれ4万円,2万円を手渡したのをきっかけに数十万円にものぼる贈収賄を行ったことも明るみに出た。…

※「砂利食い事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」