砂村新田(読み)すなむらしんでん

日本歴史地名大系 「砂村新田」の解説

砂村新田
すなむらしんでん

[現在地名]江東区南砂みなみすな一―七丁目・東砂ひがしすな七―八丁目・新砂しんすな三丁目

東は八郎右衛門はちろうえもん新田および海、南は平井ひらい新田および海、北は八右衛門はちえもん新田・久左衛門きゆうざえもん新田・亀高かめたか村・大塚おおつか新田など。万治二年(一六五九)相模国三浦みうら郡から来た砂村新四郎が原野および寄洲を切開き新田とし、その姓をとって村名としたといわれる。東西約一五町・南北約七町。検地は元禄一〇年(一六九七)にあり(風土記稿)、元禄郷帳では高四二五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android