砂脈(読み)サミャク

デジタル大辞泉 「砂脈」の意味・読み・例文・類語

さ‐みゃく【砂脈】

地震による液状化によって砂を大量に含んだ地下水が噴出した通り道。液状化の痕跡として地中に保存されるため、通り道となった地層年代測定から、その地震がいつ頃発生したかを推定することができる。→噴砂現象

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android