砕米(読み)サイマイ

デジタル大辞泉 「砕米」の意味・読み・例文・類語

さい‐まい【砕米】

精米過程などで、細かく砕けてしまった米粒。くだけまい。

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精選版 日本国語大辞典 「砕米」の意味・読み・例文・類語

さい‐まい【砕米】

〘名〙 籾摺(もみすり)、または搗精(とうせい)の時にくだけた米粒。くだけまい。
日本下層社会(1899)〈横山源之助〉五「平日は方言ゾロと称する粉に砕米を加へたる粥を食して」

くだけ‐まい【砕米】

〘名〙 もみすり、または精米などでくだけた米。細米粉米(こごめ)
※舜旧記‐天正一三年(1585)正月五日「土産に円柿一袋・砕米二袋、持参也」

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普及版 字通 「砕米」の読み・字形・画数・意味

【砕米】さいべい

雪をたとえる。宋・軾〔泗州除夜、雪中、黄師是酒を送る、二首、一〕詩 (ぼせつ)(ふんぷん)として、碎米を投じ 春咽咽(いんいん)として、沙を走らす

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