破壊的技術(読み)ハカイテキギジュツ

デジタル大辞泉 「破壊的技術」の意味・読み・例文・類語

はかいてき‐ぎじゅつ〔ハクワイテキ‐〕【破壊的技術】

製品やサービスにおいて、従来価値基準での高性能化・高品質化を求めるのでなく、経済性・利便性・簡易性などの面で新たな価値を消費者にもたらす技術。1990年代に米国の経営学者クリステンセンらが提唱。従来品やその産業自体を破壊し得る価値転換を伴うことから、こう呼んだ。→持続的イノベーション
[補説]フィルムカメラに対するデジタルカメラパソコンに対するスマートホンタブレット型端末スーパーマーケットに対するコンビニエンスストアなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android