破鏡再び照らさず(読み)ハキョウフタタビテラサズ

デジタル大辞泉 「破鏡再び照らさず」の意味・読み・例文・類語

破鏡はきょうふたたらさず

《「伝灯録」から》夫婦離別など、いったんこわれた関係もとにはもどらないというたとえ。覆水盆に返らず。

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精選版 日本国語大辞典 「破鏡再び照らさず」の意味・読み・例文・類語

はきょう【破鏡】 再(ふたた)び照(て)らさず

  1. 夫婦の離縁など、一度こわれてしまった関係は再びもとのようにかえすことができないというたとえ。覆水盆にかえらず。
    1. [初出の実例]「落花枝に帰らず、破鏡ふたたび照らさず」(出典:謡曲・八島(1430頃))
    2. [その他の文献]〔景徳伝燈録〕

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