硬鋼(読み)コウコウ

デジタル大辞泉 「硬鋼」の意味・読み・例文・類語

こう‐こう〔カウカウ〕【硬鋼】

炭素含有量が0.6~1.5パーセントの鋼。軸・レール工具などに使用高炭素鋼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「硬鋼」の意味・読み・例文・類語

こう‐こう カウカウ【硬鋼】

〘名〙 炭素の含有量の多い鋼。〇・四~〇・五パーセントの炭素を含む構造用鋼は、船舶外装、シリンダー、レールなどに用いられ、〇・四~一・〇パーセントを含む硬鋼線は、ワイヤロープ、スプリング線、ピアノ線などに用いられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「硬鋼」の意味・わかりやすい解説

硬鋼【こうこう】

炭素含有量0.36〜0.50%の炭素鋼焼入れしてシャフト,レールなどに使用。炭素量0.29〜0.35%のものは半硬鋼,0.51〜0.70%のものは最硬鋼と呼ぶ。→軟鋼
→関連項目降伏点

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android