碁石・棊石(読み)ごいし

精選版 日本国語大辞典 「碁石・棊石」の意味・読み・例文・類語

ご‐いし【碁石・棊石】

〘名〙
① 碁を打つ時に用いる黒白二種の石。小さな円形で、扁平、中央部のやや高く盛りあがったもの。上等の品は、黒は那智黒石、白はチョウセンハマグリの殻を用いる。
※枕(10C終)二三「ごいしして数おかせ給ふとて」
② 「ごいしがしら(碁石頭)②」の略。〔随筆貞丈雑記(1784頃)一〇〕
③ 羽に黒白のまだらのあるニワトリ。闘鶏に用いるニワトリの一種
浄瑠璃大内裏大友真鳥(1725)五「駕籠に入れたる鳥々のごいし、るり、白、せうぜう、あぶら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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