碧羅(読み)ヘキラ

デジタル大辞泉 「碧羅」の意味・読み・例文・類語

へき‐ら【×碧羅】

緑色のうすぎぬ。また、青空や緑の山をたとえていう。
「―の山影を望む」〈岡本かの子生々流転

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精選版 日本国語大辞典 「碧羅」の意味・読み・例文・類語

へき‐ら【碧羅】

  1. 〘 名詞 〙 みどり色のうす絹。また、青空やみどりの山のたとえ。碧紗
    1. [初出の実例]「野草芳菲たり紅錦の地 遊絲繚乱たり碧羅の天〈劉禹錫〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔祖詠‐古意詩〕

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普及版 字通 「碧羅」の読み・字形・画数・意味

【碧羅】へきら

碧紗。

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