生呑(読み)セイドン

デジタル大辞泉 「生呑」の意味・読み・例文・類語

せい‐どん【生×呑】

[名](スル)生のままのみ込むこと。転じて、他人文章詩歌をそのまま盗用すること。
「何の本から―し来たったのか」〈蘆花思出の記

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精選版 日本国語大辞典 「生呑」の意味・読み・例文・類語

せい‐どん【生呑】

  1. 〘 名詞 〙 なまのままのみこむこと。まるのみ。転じて、他人の詩文をそのまま盗用すること。
    1. [初出の実例]「何の本から生呑(セイドン)し来ったのか」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
    2. [その他の文献]〔大唐新語‐諧謔〕

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