磅礴・旁礴・旁魄(読み)ほうはく

精選版 日本国語大辞典 「磅礴・旁礴・旁魄」の意味・読み・例文・類語

ほう‐はく ハウ‥【磅礴・旁礴・旁魄】

〘名〙 (「ぼうはく」とも)
① まじりあって一つになること。混合すること。また、そのさま。〔伊呂波字類抄鎌倉)〕
生々流転(1939)〈岡本かの子〉「何事両極磅礴(バウハク)して」 〔荘子‐逍遙遊〕
② 広く満ちること。ひろがりふさがること。広々としていること。また、そのさま。
※済北集(1346頃か)一三・円化主「大法磅礴水雲委屯蔽屡窶倉囷
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「発しこじれて内攻して胸中に磅礴(ハウハク)鬱積する」 〔陸機挽歌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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