磐余稚桜宮(読み)いわれのわかざくらのみや

精選版 日本国語大辞典 「磐余稚桜宮」の意味・読み・例文・類語

いわれのわかざくら‐の‐みやいはれのわかざくら‥【磐余稚桜宮】

  1. 神功皇后摂政のときの都。履中天皇皇居。「日本書紀」によれば、神功皇后摂政の六九年ここで崩御、履中天皇の元年復都、同六年廃都。奈良県桜井市池之内付近、または同市谷付近にあったといわれる。

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日本歴史地名大系 「磐余稚桜宮」の解説

磐余稚桜宮
いわれのわかざくらのみや

「日本書紀」に神功皇后磐余若桜いわれのわかざくら宮・履中天皇磐余稚桜宮がみえ、「延喜式」神名帳の城上しきのかみ郡にみえる若桜神社との関係が注目される。現大字たにに若桜神社、大字池之内いけのうち稚桜神社鎮座

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