磐長姫・石長比売(読み)いわながひめ

精選版 日本国語大辞典 「磐長姫・石長比売」の意味・読み・例文・類語

いわなが‐ひめ いはなが‥【磐長姫・石長比売】

記紀などに見える神。大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘。妹の木花開耶姫(このはなのさくやびめ)とともに瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に献上されたが、醜いために返され、その結果磐長姫に託されていた長寿呪力を瓊瓊杵尊以下の天皇は失ったとされる。後世、長寿の神として民間で信仰される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android