磨を掛ける(読み)みがきをかける

精選版 日本国語大辞典 「磨を掛ける」の意味・読み・例文・類語

みがき【磨】 を 掛(か)ける

磨いて光沢を出す。転じて、一段とすぐれたものにする。洗練させる。また、程度を甚だしくする。
※俳諧・橋南(1705か)「胡椒の皺も老やしぬると〈専吟〉 鑓の柄に磨をかけて暮の月〈入松〉」
人情本・春色恵の花(1836)二「此むすめを今一際、みがきをかけて存分なる、好み衣裳を着せたらば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android