磨崖浮彫(読み)まがいうきぼり

世界大百科事典(旧版)内の磨崖浮彫の言及

【ササン朝美術】より

…また意匠には,ゾロアスター教関係の象徴動物である霊獣シームルグ,羊,イノシシ,ワシ,ニワトリなどや,連珠文やリボン,ハート形植物文などがよく用いられている。ササン朝美術の特色をよく表している分野は,帝王記念碑の磨崖浮彫,銀器や絹織物などの工芸品である。古代アジアにおいては,西にササン朝,ビザンティン帝国,東に中国の唐,日本の奈良朝とそれぞれ国際色豊かで共通性をもつ,宮廷貴族美術が開花したが,ササン朝美術はその中核的存在として重要な位置を占めた。…

※「磨崖浮彫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android