磯光村(読み)いそみつむら

日本歴史地名大系 「磯光村」の解説

磯光村
いそみつむら

[現在地名]宮田町磯光

遠賀おんが川支流の犬鳴いぬなき川中流右岸に位置する。西は上大隈かみおおくま村・宮田村、南は新多にいだ(現小竹町)穂波ほなみ庄司しようし(現飯塚市)。小早川時代の指出前之帳によれば、磯光村の田数三八町七反余(分米三三八石余)・畠一三町二反余(分大豆六三石余)。文禄三郡内知行方目録に「いそひつ村」高二〇五石余とみえるのが当村にあたると考えられ、小早川隆景に与えられている。福岡藩成立後は同藩領となるが、元和九年(一六二三)から延宝五年(一六七七)、元禄元年(一六八八)から享保五年(一七二〇)までは東蓮寺藩(直方藩)領であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android