磯物(読み)イソモノ

デジタル大辞泉 「磯物」の意味・読み・例文・類語

いそ‐もの【×磯物】

近海でとれる魚類
磯辺でとれる海藻や貝・小魚など。

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精選版 日本国語大辞典 「磯物」の意味・読み・例文・類語

いそ‐もの【磯物】

〘名〙
① 磯近くでとれる海草、貝、小魚の類。
十六夜日記(1279‐82頃)「いそ物などのはしばしも、いささかつつみ集めて」
食用魚類の中で、近海でとれるものの称。
寄居虫。やどかり。〔物類称呼(1775)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「磯物」の意味・わかりやすい解説

磯物
いそもの

干潮時に岩磯で食用に採取した巻貝類をいう。おもなものはスガイ,コシタカサザエ,クボガイ,コシタカガンガラ,バテイライシダタミヨメガカサなどで,小型種が多い。ゆでてようじや針で殻から肉を繰出して,醤油などをつけて食べる。

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