磯田 進(読み)イソダ ススム

20世紀日本人名事典 「磯田 進」の解説

磯田 進
イソダ ススム

昭和期の労働法学者 東京大学名誉教授。



生年
大正4(1915)年1月3日

没年
平成14(2002)年11月4日

出生地
京都府亀岡市

出身地
群馬県

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和14年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲三等旭日中綬章〔昭和63年〕

経歴
昭和14年東京大学法学部助手、のち法務庁事務官を経て、24年東京大学社会科学研究所助教授、32年教授。50年定年退官後は日本大学教授を務めた。労働法、法社会学分野で業績を上げ51年「労働法」を出版戦後ストライキ団体交渉に不慣れな一般社会への啓発的な労働法の精神を解説した。また日本の村落構造の法社会学的研究にも力を尽くした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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