磯馴松(読み)そなれまつ

精選版 日本国語大辞典 「磯馴松」の意味・読み・例文・類語

そなれ‐まつ【磯馴松】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 海の強い潮風のために枝や幹が低くなびき傾いて生えている松。いそなれまつ。そなれ。
    1. [初出の実例]「風ふけば波こすいそのそなれまつ根にあらはれてなきぬべら也〈柿本人麻呂〉」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)六)
  3. 植物はいびゃくしん(這柏槇)」の異名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「磯馴松」の解説

磯馴松 (ソナレマツ)

植物。マツ科の常緑針葉低木,高山植物,園芸植物ハイマツ別称

磯馴松 (ソナレマツ)

植物。ヒノキ科の常緑針葉低木,園芸植物。ハイビャクシンの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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