祇園臨時祭(読み)ギオンリンジサイ

デジタル大辞泉 「祇園臨時祭」の意味・読み・例文・類語

ぎおん‐りんじさい〔ギヲン‐〕【祇園臨時祭】

京都祇園社で、祇園会ぎおんえ翌日、陰暦6月15日に行った祭礼朝廷から奉幣使が遣わされた。慶応元年(1865)再興されたが、その後は再び廃絶した。

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精選版 日本国語大辞典 「祇園臨時祭」の意味・読み・例文・類語

ぎおん‐りんじさいギヲン‥【祇園臨時祭】

  1. 〘 名詞 〙 京都の祇園社(今の八坂神社)で、祇園会(ぎおんえ)の翌日の六月一五日に行なった祭。朝廷から奉幣使が遣わされた。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「伝聞、祇園臨時祭之間、少将実長朝臣、与蔵人源頼行諍論、甚以狼藉」(出典:台記‐久安六年(1150)六月一五日)

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