祖法(読み)ソホウ

デジタル大辞泉 「祖法」の意味・読み・例文・類語

そ‐ほう〔‐ハフ〕【祖法】

祖先から代々伝わる法。

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精選版 日本国語大辞典 「祖法」の意味・読み・例文・類語

そ‐ほう‥ハフ【祖法】

  1. 〘 名詞 〙 祖先から代々伝わるしきたり祖先伝来の法。
    1. [初出の実例]「通商は支那と阿蘭とに限り、通信は朝鮮琉球〈略〉に限りたる祖法を明かにし」(出典:文明東漸史(1884)〈藤田茂吉〉内篇)

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世界大百科事典(旧版)内の祖法の言及

【藩法】より

… 各藩でおもな藩法が成立するのは,主として2~4代藩主の時代,すなわち寛文~元禄期(1661‐1704)といわれている。このころ作られた藩法が〈祖法〉とされて,後々まで藩において尊重された。社会的条件の変化,とくに藩財政の窮乏化は,このような祖法の維持を困難にさせ,中・後期には藩の実情に適合するように藩法の改変が行われたが,なお祖法は墨守すべきものとの理念は根強く残存した。…

※「祖法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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