祝原村(読み)いわいばるむら

日本歴史地名大系 「祝原村」の解説

祝原村
いわいばるむら

[現在地名]日田市夜明よあけ 夜明中町よあけなかまち夜明上町よあけかみまち

大肥おおひ川と三隈みくま川との合流域に立地する。大肥川下流の字エゴに眼鏡橋が架けられ、三隈川沿いに川崎新かわさきしん道が通る。慶長豊後国絵図にみえる岩屋原村は当村と考えられ、高五六八石余。正保郷帳に村名がみえ、田高一六九石余・畑高一〇三石余で、曰理わたり郷に属し、柴山有と記す。寛文四年(一六六四)の小川代官支配高帳(長野家文書)では免五ツ八分四厘。元禄見稲簿では高二九五石余。嘉永三年(一八五〇)の日田郡村々書上帳(高倉家文書)では家数六八・人数三七七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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