祝着・祝著(読み)しゅうちゃく

精選版 日本国語大辞典 「祝着・祝著」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちゃく シウ‥【祝着・祝著】

〘名〙 (「しゅうぢゃく」とも)
① 喜び祝うこと。祝うこと。慶賀
田氏家集(892頃)中・自詠「祝著聖年三百首、〈略〉賛来良史半千篇」
御湯殿上日記‐文明九年(1477)正月一七日「御たるいたされて、しうちやくとて、御所へもしんしやう申さるる」
② (形動) 喜びに思うこと。満足に思うこと。また、そのさま。
尺素往来(1439‐64)「預芳問候、承悦無極。祝着有余者也」
歌舞伎小袖曾我薊色縫十六夜清心)(1859)三立「早速の御得心、拙者に於ても祝着至極」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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