祝髪(読み)シュクハツ

デジタル大辞泉 「祝髪」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐はつ【祝髪】

[名](スル)《「祝」は短く切る意》髪を切り落とすこと。出家したしるし頭髪をそること。剃髪ていはつ
程済ていせい即ち御意に従いて―しまいらす」〈露伴運命

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祝髪」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐はつ【祝髪】

〘名〙 (「祝」は「断」の意) 髪をそること。髪をそって僧侶になること。仏門にはいること。剃髪(ていはつ)。しゅくはち。
※竹居清事(1455頃)奉贈九淵禅師遊大明国序「自其祝髪。誉望隆然」
浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)下「三代四代の聖朝につかへ祝髪(シュクハツ)の後越前法眼玉仙斎永仙と号し」 〔春秋穀梁伝‐哀公一三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「祝髪」の読み・字形・画数・意味

【祝髪】しゆくはつ

髪を切る。〔穀梁伝、哀十三年〕夷狄の國なり。身、魯の禮に因り、晉のに因らんと欲す。~東方大國なり。

字通「祝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android