神世七代(読み)かみよななよ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神世七代」の意味・わかりやすい解説

神世七代
かみよななよ

天地初発 (あめつちはじめ) のとき生成した神々の系譜。「かみよしちだい」とも読み,神代七代,天神七代とも書く。『古事記』と『日本書紀』では神の名に若干の違いがあるが,『古事記』によると別天神 (ことあまつかみ) 5神の次に出現した (1) クニノトコタチノカミ,(2) トヨクモヌノカミ,(3) ウヒジニノカミ,イモスヒジニノカミ,(4) ツヌグヒノカミ,イモイクグヒノカミ,(5) オホトノジノカミ,イモオホトノベノカミ,(6) オモダルノカミ,イモアヤカシコネノカミ,(7) イザナギノカミ,イモイザナミノカミの7代をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android