神事・神業(読み)かみわざ

精選版 日本国語大辞典 「神事・神業」の意味・読み・例文・類語

かみ‐わざ【神事・神業】

〘名〙
① 神に関する行事祭礼。しんじ。かんわざ。
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「いとま乞ふをと思へど、此の頃は神わざの頃なれば」
② 神のしわざ。神のなさった事柄
※世間知らず(1912)〈武者小路実篤〉六「私が今求めて不自由するのをみんな神わざと云って恐れて居ります」
③ 神のしわざのような、霊妙不可思議の事。人間ばなれしたすばらしいわざ。神技(しんぎ)
唯一神道名法要集(1511頃)「如意成行者、船之舳之瑞相、則三抄三行之神態也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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