神以(読み)しんもって

精選版 日本国語大辞典 「神以」の意味・読み・例文・類語

しん‐もって【神以】

〘副〙
① (下に打消の語を伴う) 神かけて。神に誓って。
浮世草子武家義理物語(1688)四「今でも此人の身の上大事の出来ば、神以(シンモッテ)我ひかじと心底に偽りなし」
② 実に。まことに。
※浮世草子・武道伝来記(1687)一「さばかり御心ざしのうれしさ、神(シン)もって忘れがたし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android