神出田井村（読み）かんでたいむら

日本歴史地名大系 「神出田井村」の解説

神出田井村
かんでたいむら

[現在地名]西区神出町田井

印南野（いなみの）台地北東部の雌岡（めつこ）山南西麓に位置し、東は神出南村。三木への道が通る。慶長国絵図に「たい」、正保郷帳に神出ノ田井村とみえ、田方四四七石余・畑方一三四石余、「はへ山」あり。元禄郷帳には田井村と記される。天保郷帳に「古は田井村」と注記されて神出田井村とある。明石藩領押部組に所属。享保年間（一七一六―三六）の「明石記」によると東西三町五〇間・南北一町三〇間、家数五八・人数四六三。郷蔵・制札場・土橋一三・池一一（中ノ池と和合成池は北村立会、大池は神出東村・同北村・同南村立会）、南御山は五ヵ村の立会の落葉下草刈山。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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