神国寺(読み)じんこくじ

日本歴史地名大系 「神国寺」の解説

神国寺
じんこくじ

[現在地名]土浦市田村町

村の台地上にあり、銀杏・椎の大木が茂る。熊野山阿弥陀院と号し、真言宗豊山派本尊は不動明王。寺伝によれば応永七年(一四〇〇)開基。「新編常陸国誌」に「相伝フ、旧加祥、富宝ノ二寺ナリシヲ、合シテ一寺トナシ、号テ長久保教寺ト云フ、後元禄中ニ及デ、今名ニ改メタリトゾ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android