神川[町](読み)かみかわ

百科事典マイペディア 「神川[町]」の意味・わかりやすい解説

神川[町]【かみかわ】

埼玉県北西部,群馬県と接する児玉郡の町。1987年町制。神流(かんな)川南岸の扇状地を占め南部秩父山地から続く丘陵地。青柳古墳から埴輪・鏡などが出土し,元阿保地区には中世武蔵七党の一つ丹(たん)党の阿保氏館跡がある。米・麦のほか花卉(かき)やナシ栽培が盛ん。工業団地があり,電気機械,鉄鋼などの工業製品を産する。金鑽(かなさな)神社御岳(みたけ)の鏡岩(特別天然記念物)がある。八高線が通じる。2006年1月児玉郡神泉村を編入。47.40km2。1万4470人(2010)。

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