神幸・神行(読み)しんこう

精選版 日本国語大辞典 「神幸・神行」の意味・読み・例文・類語

しん‐こう ‥カウ【神幸・神行】

〘名〙 (「じんこう」とも)
① 神がお出かけになること。神の臨行
太平記(14C後)三九「随身十人有といへども、態御先をばおはず、神幸(ジンカウ)に恐を成し奉る故也」
遷宮、または祭礼に際し、神体が新殿、または御旅所に渡御すること。
※さかき葉の日記(1366)「公卿本の様に座につきて、次第に神行にしたがふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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