神浦神社(読み)こうのうらじんじや

日本歴史地名大系 「神浦神社」の解説

神浦神社
こうのうらじんじや

[現在地名]外海町神浦江川郷

江川えがわ鎮座。旧郷社。祭神神功皇后で、古くは社号を神功皇后と称しており、三韓出兵の帰途に神ノ浦に上陸したという所伝がある。また皇后が腰掛けた地は清浄な場として伝承されていたが、民家が建込んできたため寛政八年(一七九六)境内石垣で巡らしたという。この折八月一五日を祭礼日と定め、天保一二年(一八四一)石祠が祀られ、神体の金御幣を奉納している(大村郷村記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android