神田伯山(5世)(読み)かんだはくざん[ごせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神田伯山(5世)」の意味・わかりやすい解説

神田伯山(5世)
かんだはくざん[ごせい]

[生]1898.4.28. 東京
[没]1976.11.4. 東京
講談師。本名岡田秀章。 1957年5世を襲名。四 (死) を避ける意味と,2世の子である2世松鯉への義理を立てて彼に名目上の4世を託し,自身は5世を称した。学者肌で,『大菩薩峠』など当時の人気文芸作品の講談化に努めた。

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