精選版 日本国語大辞典 「神荼鬱塁」の意味・読み・例文・類語
しんと‐うつりつ【神荼鬱塁】
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…あるいは東海中の度朔山には3000里に蟠(わだかま)る桃の大樹(蟠桃とも呼ばれる)があり,その枝の東北部分のすきまが門になっていて,万鬼が出入りする(すなわち鬼門)。その門に神荼(しんと)・鬱塁(うつるい)の二神がいて悪鬼の侵入を防ぐが,それが上述の門口に桃の人形を懸ける風習の起源になったと説明される。また初期の道教経典に,天地の中央の玉京山に高さ390万億里の桃の木が生えるとあるのも,世界樹としての桃である。…
※「神荼鬱塁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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