神霊主(読み)しんれいしゅ

精選版 日本国語大辞典 「神霊主」の意味・読み・例文・類語

しんれい‐しゅ【神霊主】

  1. 〘 名詞 〙 神葬祭で、死者姓名享年を記した木札に移霊し、これを御霊代(みたましろ)として祭壇に安置し、まつるもの。仏教位牌(いはい)、儒礼でいう神主にあたるもの。
    1. [初出の実例]「神葬祭を行ふ時は其守札の裏に死亡年月日と某霊位とを記し更に神官より是を受て神霊主となすべし。尤別に神霊主を作るも可勝手事」(出典太政官布告‐明治四年(1871)七月四日(法規分類大全))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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