禅位(読み)ゼンイ

デジタル大辞泉 「禅位」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐い〔‐ヰ〕【禅位】

天子が位を譲ること。譲位

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精選版 日本国語大辞典 「禅位」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐い‥ヰ【禅位】

  1. 〘 名詞 〙 天子が位をゆずること。譲位。
    1. [初出の実例]「中大兄従之、密以白帝、帝以策書、禅位于軽皇子、是為天万豊日天皇」(出典:家伝(760頃)上)
    2. [その他の文献]〔文献通考‐経籍考〕

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普及版 字通 「禅位」の読み・字形・画数・意味

【禅位】ぜんい(ゐ)

天子の位を譲る。〔史通、疑古〕堯典の序に云ふ、將(まさ)に位を(ゆづ)らんとして、(ぐしゆん)に讓る。孔氏(安国に云ふ、堯、子丹朱の不なるを知る。故に禪位の志りと。冢瑣語(きふちやうさご)を按ずるに云ふ、、堯を陽に放つと。

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