福俵村(読み)ふくたわらむら

日本歴史地名大系 「福俵村」の解説

福俵村
ふくたわらむら

[現在地名]東金市福俵

押堀おしほり村の西に位置する。「本土寺過去帳」に「栗原加賀守行信 フクタワラ 天正甲戌六月」とみえる。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一千三七四石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では福俵組に属し、佐倉藩領。元禄郷帳では高一千三三〇石余。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では家数二一八、高岡藩領・旗本河野領。旧高旧領取調帳では高岡藩領一千一九一石余・河野領一四二石余・本福ほんぷく寺領六石余。正徳二年(一七一二)の村明細帳(福俵区有文書)によると高一千一八一石余、上田二八町一反余・中田二五町六反余・下田五八町三反余、上畑五町六反余・中畑四町余・下畑四町五反、屋敷二町一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android