福富節男(読み)ふくとみ せつお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福富節男」の解説

福富節男 ふくとみ-せつお

1919- 昭和後期-平成時代の数学者,市民運動家。
大正8年10月31日樺太(からふと)(サハリン)生まれ。日大の応用数学科増設に反対して理事会対立,昭和37年日大教授の職を追われる(日大数学科事件)。38年東京農工大助教授,のち教授。「ベトナム問題に関する数学者懇談会」を結成するなど反戦市民運動にとりくむ。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android