福島関(読み)ふくしまのせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「福島関」の意味・わかりやすい解説

福島関
ふくしまのせき

江戸時代中山道福島 (長野県木曽町) に置かれた関所。慶長年間 (1596~1615) の設置で,木曾川に沿う交通要所にあり,碓氷関と並んで重要な関門となっていた。明治2 (1869) 年廃関。

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世界大百科事典(旧版)内の福島関の言及

【福島】より

…元和年間(1615‐24)木曾は尾張藩領となり,木曾代官山村甚兵衛の陣屋町,また中山道の宿場町として発達した。宿場の入口には福島関が設けられていた。木曾川をはさんで町づくりされ,右岸が代官屋敷とそれに続く武家屋敷,左岸の中山道沿いに宿場町が町並みをつくっていた。…

※「福島関」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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