秀峰繁俊(読み)しゅうほう はんしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秀峰繁俊」の解説

秀峰繁俊 しゅうほう-はんしゅん

?-1508 戦国時代の僧。
曹洞(そうとう)宗。石見(いわみ)(島根県)津和野城主吉見成頼の子。幼時に出家し,備中(びっちゅう)(岡山県)洞松寺の茂林芝繁(もりん-しはん)の法をつぐ。一族の吉見頼弘が建立した津和野の永明(ようめい)寺の開山(かいさん)となる。晩年は大定院をたてて退隠。永正(えいしょう)5年10月3日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android