私市(読み)きさいち

精選版 日本国語大辞典 「私市」の意味・読み・例文・類語

きさ‐いち【私市】

〘名〙 私部(きさいちべ)が居住したことにちなむ土地の名。京都府福知山市・綾部市、埼玉県北埼玉郡騎西町その他に地名として残る。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「私市」の意味・わかりやすい解説

私市
きさいち

大阪府北東部、交野市(かたのし)の中央、京阪電鉄交野線の終点一帯をいう。天野(あまの)川沿いの田園地帯で、獅子窟寺(ししくつじ)、磐船神社(いわふねじんじゃ)などがある。また、大阪市立大学理学部付属植物園には日本原産樹木約600種のうちの約80%が植栽されている。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「私市」の意味・わかりやすい解説

私市
きさいち

大阪府交野市南部,交野台地上の地区磐船 (いわふね) 街道が通じる交通要地で早くから開けた農耕地。京阪電気鉄道交野線開通に伴い,宅地化が進んだ。付近には磐船神社,獅子窟寺などの古社寺や大阪市立大学付属植物園 (1950) がある。

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