秋山 練造(読み)アキヤマ レンゾウ

20世紀日本人名事典 「秋山 練造」の解説

秋山 練造
アキヤマ レンゾウ

明治〜昭和期の軍医 陸軍軍医総監。



生年
明治5年7月(1872年)

没年
昭和17(1942)年8月14日

出生地
東京府八王子

学歴〔年〕
東京帝国大学医科大学〔明治33年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
明治33年陸軍に入り東京衛戍病院付、大正3年習志野衛戍病院長、4年東京第二衛戍病院長兼軍医学校教官、東京第一衛戍病院長、9年軍医監、第12師団軍医部長を歴任。10年浦塩派遣軍軍医部長としてシベリア出征。その後第一師団軍医部長、14年軍医総監、朝鮮軍軍医部長、15年陸軍軍医学校長となり、昭和3年退官、12年東京市立城東病院外科医長に招かれた。手術の名手著書「日清戦役衛生事蹟外科編」「日露戦役衛生史戦傷編」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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