秋山仙朴 あきやま-せんぼく
?-? 江戸時代中期の囲碁棋士。
武蔵(むさし)の人。本因坊道策(ほんいんぼう-どうさく)にまなび,6段にすすむ。著書「新撰(しんせん)碁経大全」中の文言をとがめられ,享保(きょうほう)10年(1725)破門されて放浪生活をおくった。名は正広。初名は小倉道喜。著作はほかに「古今当流新碁経」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の秋山仙朴の言及
【碁】より
…道知もまた抜群の力量を有し,その生涯で全力を尽くして打った碁はほとんどないといわれたほどであった。同じ道策の弟子秋山仙朴は《新撰碁経大全》を著した。定石,布石について述べた棋書だが,今も名著の呼び声が高い。…
※「秋山仙朴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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