秋思(読み)シュウシ

デジタル大辞泉 「秋思」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐し〔シウ‐〕【秋思】

秋に感じるものさびしい思い。 秋》山塊にゆく雲しろむ―かな/蛇笏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「秋思」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐し シウ‥【秋思】

〘名〙 秋の頃の物思い。秋に感じるものさびしい思い。秋懐。《季・秋》
菅家後集(903頃)九月十日「去年今夜侍清涼、秋思詩篇独断腸」
※自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉湘南雑筆「赫々として日熱するも、秋思(シウシ)已に天地に入りぬ」 〔杜甫‐即事詩〕

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普及版 字通 「秋思」の読み・字形・画数・意味

【秋思】しゆう(しう)し

秋の思い。唐・沈期〔古歌〕詩 風にされて、玉臺に向ふ 夜くして、秋思洞開く

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