秋暮(読み)しゅうぼ

精選版 日本国語大辞典 「秋暮」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぼ シウ‥【秋暮】

〘名〙
① 秋の終わり頃。晩秋暮秋
文華秀麗集(818)下・神泉苑九日落葉篇〈嵯峨天皇〉「容華銷歇為秋暮、心事相違多惨悽
※拾玉得花(1428)「又、たとひ、秋暮(シウボ)三冬陰気なりとも」
② 秋の夕暮れ。秋の日暮れ方
謡曲・融(1430頃)「僧は敲く月下の門、推すも敲くも古人の心、今目前の秋暮にあり」 〔新書保傅

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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