秋田湾工業地域(読み)あきたわんこうぎょうちいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「秋田湾工業地域」の意味・わかりやすい解説

秋田湾工業地域
あきたわんこうぎょうちいき

秋田県,男鹿半島船川港から,雄物川河口の秋田港にいたる臨海部の工業地域。 1962年新産業都市に指定され,地元資源を利用するコンビナートの建設が進められた。 68年から秋田港が整備され,77年5万t岸壁が完成した。港湾,道路などが整備されるとともに,臨海地域に木製品,食料品,パルプ製紙,非鉄金属,化学などの工場が立地し,近年は電子など先端産業の工場誘致も進んでいる。大浜地区には秋田火力発電所と黒鉱原料とする亜鉛精錬所が立地。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android