秘奥(読み)ヒオウ

デジタル大辞泉 「秘奥」の意味・読み・例文・類語

ひ‐おう〔‐アウ〕【秘奥】

物事の奥底。特に、学問技芸などの、たやすく到達することのできない奥深いところ。「芸の秘奥をきわめる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「秘奥」の意味・読み・例文・類語

ひ‐おう ‥アウ【秘奥】

〘名〙 (形動) 物事の奥底。奥深くて知りにくいさま。深遠な道理。また、深く蔵した秘密。
性霊集‐序(835頃)「今有日本沙門来求聖教、以両部秘奥壇儀印契」
※厭世詩家と女性(1892)〈北村透谷〉「尤も多く人世の秘奥(ヒオウ)を究むるといふ詩人なる怪物の」 〔潘岳‐閑居賦〕

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