称・讚(読み)たたえる

精選版 日本国語大辞典 「称・讚」の意味・読み・例文・類語

たた・える たたへる【称・讚】

〘他ア下一(ハ下一)〙 たた・ふ 〘他ハ下二〙
① ほめていう。ほめる。
書紀(720)推古元年四月(岩崎本平安中期訓)「其の名を称(タタヘ)て、上つ宮の廐戸の豊聰耳の太子と謂す」
② 名づけていう。称する。
読本南総里見八犬伝(1814‐42)八「武蔵州豊嶋郡大塚なる、大石左衛門尉憲儀主〈略〉に妻(めあは)せられて、大塚殿と称(タタ)へたり」

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